「描く」ということ


自分自身の思い出を振り返って見ると、
言葉や文字で記憶しているのではなく、
写真や映像のような感じで記憶しているような感じがします。
それは自分が「見る」ことに重きを置いているからかな、と思います。

だからかどうかは分かりませんが、
どちらかというと、文章を書くことより、絵を描くことの方が好きです。
デッサンやイラストを描く方が、意識をせずに手が動きます。

今こうして文章を書いている、という行為は、
普段使っていない方の脳みそが働いている感じがします。

世の中のみなさんはどんな感じなのでしょうか。
目で見たことを指先に伝達し、さらに感じたことをイメージとして加えて絵に描いていく。
思い通りに筆が進む時と、そうでない時があり、そこが苦しくも楽しいひと時です。

また、繰り返し描いていると、ある時ぎこちなかった線がふと、思うように描けるようになることがあります。
最初はブレていた輪郭線が、だんだんと自分のイメージした形になった時に、
自分が見ていたのはこれだ、という喜びを感じます。

自分自身がこんな感じなので、世の中のイラストレーターさんたちが描いた物をじっくり眺めるのも好きです。
描かれた一本一本の線に込められた思いを感じ、「すごい」とただただ感動します。

自分も誰かの心が動くような絵を描いてみたい、とちょっとだけ思いながら、
無理をせず、肩肘を張らずに、気の向くままに「描く」を楽しんでいます。



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